先週、薬王堂気まぐれ通信使200回記念パーティのご案内をさせていただきましたね!
もう一度、ご案内します。
●何人かの方からすでにお返事をいただいておりますが、折角来ていただきますので鯛の尾頭付きを準備しようかと思っている都合上!出欠のご連絡をいただければ幸いです。
もちろんウェブサイトからの通信使熱烈愛読者でもかまいません。
手品や一寸芸、歌を歌う人、ひたすら酒を飲む人の参加も歓迎します。連絡先→ yakuoudo@hicat.ne.jp ★昨日は生憎の雨、
天気がよければ友人と遠出して植物観察をするつもりでしたがこの天気ではどうしようもありません。
それでも家にじっとしていられず車で郊外に出てみました。
呉の隣、阿賀に神田神社があります。
そこにはヤマビワ(Meliosma rigida)↓という珍しい樹木がありますので覗いてみました。
アワブキ科(SABIACEAE)の植物です。今は蕾の時期でした。
葉の形が枇杷に似て葉裏に毛があることから山枇杷と言う名前になったんでしょう。
梅雨時に白い花を咲かせ秋に黒いパチンコ玉ほどの実をまばらにつけます。
暖かい地方の樹木ですがあまり目にすることはありません。
暗い社叢に目をやりますと赤い実がありました。
枝は鋭い棘で守られて実も先端部分が尖っています。
アカネ科(RUBIACEAE)・アリドオシ(Damnacanthus major)↓のようです。よく似た植物にジュズネノキが有り区別に迷うところです。
ジュズネノキの特徴と言われる数珠のように肥大する根を確認するため掘ってみましたが肥大した部分はありませんでした。
その他にはイヌガシ・カクレミノ・クスノキ・アラカシ・コジイ・ナナミノキ・イヌビワなどの樹木を確認しました。
イズセンリョウ(Maesa japonica)↓が白い花を咲かせていたのが印象的でした。いずれも暖地の海岸林でよく見られる植物です。
神田神社を後にしまして内陸に入ってみました。
水田では田植えの準備が整っています。畦には美味しそうなツクシがいっぱい!それにシハイスミレの花↓が!
ヤマナシの花咲く雨の中、気まぐれ広島人は童心に帰ってデジカメのシャッターを押していたという!その姿に池のドン亀も呆れる春の一日でした。